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僕の体を光がつらぬいた。
ここは?
あたりは真っ暗そして少し肌寒い。
水の中?
冷たい水が肌にあたって気持ちがいい
僕は?死んじゃったのか?
下えと落ちていく、
死んでしまったのに、
なぜか気分は悪くない。
逆に心地いいくらいだ。
あぁ もう少しぐらい生きたかったな。
もっとみんなともっとおじいちゃんと...
やだ!!!
死にたくない!!!
(空光!!)
(あかり!!)
じいちゃん?
(あかり!!手を伸ばせ!!)
じいちゃん!
手を伸ばした。
でもなんでここにおじいちゃんが?
じぃちゃんは何も言わずこう言った。
(さぁ行こうみんなの所へ)
体がゆっくりと浮いていく。
光へと近ずいて行く。
徐々に光が強くなる。
(さぁ行ってこい)
はっ
空光は死んだ。
体の真ん中には、ぽっかりと穴が空いていたらしい。
さっきまでは...。
10分前
あかり!!
今死なせるわけには、いかない
今助けてやる。
生の札 廻天夢
この札は危険だ、
1度人間を復活させることが出来る。
ただし、使うためには体の全源を使ってしまう。
さらに、この技は、生半可に使えるような技じゃない。
S級ランカーが、一生をかけて書いて、
やっとできるような札だ。
傷口がふさがっていく。
はっ
じ、い、ちゃん?
ねぇ言ったじゃんか!!
みんなの所へって!!
その時じいちゃんの声が聞こえた。
あかり、大丈夫じゃ
ここにおるぞ
お前の体に
胸に。!
一瞬だけ声が聞こえた。
たしかに胸にじいちゃんを感じた
安心する。
この物語は、僕が世界を救うまでの物語。
この日から5年後世界を救う第1歩を歩き始めた。
【これは僕が世界を救うまでの物語。 序章編 】終
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