第2話【僕達の仕事】

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うわぁぁぁぁ はっ 夢か...。 あの日以降夢を見る。 (大丈夫か?) うん あの日気絶した僕を助け出してくれたのがこのじいちゃん 助け出した僕を引き取ってせわになっている。 (ご飯できたよー) 遠くからせかすようにゆづりはの声が聞こえる 今行くー。 タッタッタッ テーブルの上には5人分の料理が並べられていた。 (おい食うなよ) (はやく食べねーからだろ) (はぁ?俺は楽しみは最後まで取っておくスタイルなんだよぉ!!!) この2人は兄弟の白と黒だ (朝からうるさいなぁ) 2人の間にゆづがわりこんだ この家には帰る家がない人が集められ、影を葬っている。 人間の吐く 不幸、 悲しみ、 怒り、 が具現化され街を歩く。 それを葬るのが僕いや、 僕達の仕事だ。
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