第4話【Bランクの僕にできること】

2/2
前へ
/10ページ
次へ
え? いきなり上に影穴(がげあな)が空いた。 その影穴から僕と同い年くらいの女子が1人と… 今まで見た事もないくらいの敵(シャドー)が現れた。 女(はぁ はぁ 助けて、!) 敵(シャドー)は一体だ、でも、 あいつは最低でもAランク以上だろう。 僕はまだまだ低いBランクだ。 どうする?戦うか?逃げるか? なんてことを考える余裕はなかった。 こっち!!来て!! 勢いよく女子の手を掴んだ。 右ポケットからクシャクシャになった札を取りだした。 ブースト!!! ビューン 勢いよく宙に飛び出した。 逃げろ、逃げるんだ、 Bランクの僕じゃAランク以上のシャドーに勝てるはずがない、 ブースト!! ブースト!! ブース...。ない 札が無くなったんだ ダメだ死ぬ 女子だけは、助けないと 逃げて! 逃げろ!!! 僕は女子の背中を強く押した シャドーの口もとが強く光った。 口をあけ、強い光がぼくのもとえと、勢いよく飛んでくる。 あぁダメだな僕は、 あの時だってそうだ、 僕は何も出来なかった。 せっかく仲間もできたのになぁ...
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加