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「はぁ、あ。はーっ、はーっ、あぁ……」
「元気だな。ここまで飛んだぞ」
笑いながらも、省吾は廉をいじめるのを止めない。
乳首の次は廉の秘所に狙いを定め、その長い指を入れてきた。
「あ、そこ、押さないでぇ!」
廉の体内スポットをやんわりと押していた省吾の指腹が、今度はじっくり擦り始めた。
「っく、あぁあ! あっ、あッ、はぁんぁ!」
くちゅぐちゅと鳴るローションの粘っこい音が、さらに廉を昂らせる。
(ヤだ、何、これ。気持ち、いぃい!)
「甲斐さん、僕、また……ッ!」
廉は二度目の射精に及んだ。
そんな彼の腹を、省吾は優しく撫でている。
「若いな。羨ましいくらいだ」
で? とそこで省吾は途端に意地悪になる。
身体は優しくいじめながら、廉に意地悪な言葉を投げる。
「二度も出したら、もう満足かな。今夜は、これで終わろうか」
「え、そんなぁ」
情けない声の、廉だ。
もっと欲しいか、との省吾の言葉に、素直首を縦に振っていた。
「甲斐さんと、一つになりたいです……」
「可愛いことを言うなぁ、三好は」
省吾は廉の手を取り、自分のペニスにいざなった。
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