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「にゃー」
「どうしたの、くぅ。また面白い人間でも見付けた?」
「にゃぁ」
猫が止まり、少年も公園の前で足を止めた。
くぅの視線の先、公園のブランコに座っている男の子に目を向ける。
「……また話しかけろって?」
「にゃ」
くぅはそれだけ鳴くとブランコに座っている彼の方に駆け寄っていった。
「仕方ないなぁ……」
面倒だとでも言いたげなため息をつきつつ、仕方なく少年もブランコに足を向けた。
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