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「これ、落とし物です」
息を切らしながら、美少女は笑顔で男に空き缶を差し出す。
男は驚きつつも手を伸ばして受け取った。
――そうか、天然ボケか。俺が捨てた空き缶を、この子は落とし物だと思って俺を追い駆けて来たんだ。これは運命の恋の始まりなんだ!
これをきっかけにこの天然娘は俺に恋して夢中になって、それで俺はこの子とあんなコトやこんなコトができるんだ――
男は期待に胸をふくらませ、顔をニヤニヤさせる。
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