星彩館

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沙耶香が死んでもう一週間が過ぎた。 沙耶香が怒って走り去るのを追いかけようとしたら、沙耶香は俺の目の前でトラックに轢かれた。 即死だった。 俺は責任を感じて、沙耶香がもう居ないことが信じられなくて泣けなかった。 葬儀の後から、部屋に篭もりっぱなしだ。 ふと、立ち上がって机に置いてある沙耶香の写真を見る。 窓から夕日が差し込んできた。
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