逢魔が館で過ごす夕暮れの素敵な時間
6/6
読書設定
目次
前へ
/
6ページ
次へ
口の端に付いていたトマトジュースを舐めとり、僕は宵闇の道を歩き出す。歩いて、歩いて。そうして、すっかり日が落ちたところで駆け出した。背中に大きく翼を広げ、暗い空へ飛び上がる。店長が背負っていたのと同じ、蝙蝠めいた翼で風を切る。 今日も素敵な夜だ。僕達の時間が始まる。日付が変わったら学校だ。 人と、人ではない者達。二つの時間が混ざり合う逢魔が時。明日もまた、逢魔が館で彼らと会い見えよう。
/
6ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
5(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!