5人が本棚に入れています
本棚に追加
目覚めるとそこには、仕事仲間の力石とドレークの姿があった。時計を見ると、午前8時。外は相変わらずの雪景色。今日はずっとゴロゴロとしていたいのに。
「まだ8時じゃないか。僕は今日、ゆっくり寝ていたかったんだけど。」
僕がそう言うと、力石とドレークはすぐさま反論してきた。
「Why can you sleep a lot in this special day?」
「なんで寝ちゃうんだい。みんなで盛り上がるために準備を手伝ってよ。今日は大晦日だろう?」
はぁ、と僕は小さくため息をついたけれど、このふたりが何かを思いたったら、もう誰にも止められないので、仕方なくふたりの言う事に付き従った。
「じゃあ朝っぱらから何をすればいいんだい?」
「まずは腹ごしらえだ。朝食をとってくれたまえ、京極くん。」
最初のコメントを投稿しよう!