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僕は力石に手を引かれ、食堂へと連れてこられた。そこには見慣れない料理が並んでいる。
「パンとデザートみたいだけど、何これ?」
「オータローサン。コレハ Cornbread デ、コッチハ Rice pudding デス。」
ドレークがなぜかたくさん日本語を喋っている。以前会ったときは日本語はあまり話せないと言っていたような。
「おお、ドレークどうした、急に日本語上達したな!?」
「イッパイレンシューシマシタ!」
「あ、それでなんでこのメニューかと言うと。」
「カッコクノ、オー、オーミンカ?」
「惜しい、おーみそかだよ!」
「ソ、ソウデシタ、オーミソカ、デシタ。」
「各国の大晦日料理を朝から晩まで堪能しようじゃないかって話でさ。ドレークなんか昨日から、いやあっちではギリギリ日付は今日だったな。ずっといろいろ作っては食べているみたい。」
「ああ、なるほど。今は夏だもんね。」
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