ヨルトヒルノアイダヲトベルトリタチ

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 僕は世界時計をチラリと見た。 「I(アイ) can(キャン) fly(フライ) on(オン) between(ビトウィーン) the() night(ナイト) and(アンド) day(デイ).」 「ハハ、たしかにそうだね。サマータイムも入れると、10時間の時差だからね。でも寝なくて大丈夫?」  ドレークを見ると、僕よりも眠たそうな顔をしていた。 「だから、ドレークの眠れるように、俺たちで手のかかる料理を仕込むのが、任務ってわけさ。」 「なんだよそれ、じゃあわざわざこっちまで来る必要ないじゃん。」  僕がそうつっこむと、ドレークは頭をかきながらこう返事をした。 「ジツハ、アシタノ Happy(ハッピー) new(ニュー) year(イヤー) ハアンマリ Happy(ハッピー) ジャナイ。」 「ドレークたちの団は、明日新年早々から緊急調査をするんだってよ。この近くの海域で。かわいそうに。」  力石はそう言うが、ドレークを見やるとそんなに悲しそうな顔ではないが。 「まあそういうことだから、とにかく今日はたくさん各国の大晦日料理を堪能して楽しもう!」 「ソウデス、タベマクリマショー!」
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