昼と夜の間

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 私は朝の清浄な空気を感じたから朝焼けだと思った。貴女はどうしてそう思ったの? と聞いた。別れの悲しみを感じたから、それならきっと夕方かなと思って、貴女はそう答えた。  その写真は見た時のその人の内面を表していた。恋人と別れたばかりの貴女には見えたのは夕焼けだった。私にはどうして朝焼けに見えたのか、考えた。けれど夕焼けに見えた貴女のことをもっとよく知りたくなってしまって、私はナンパした。人生初のナンパだと言ったら貴女は笑って頷いてくれた。
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