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「何やってるんだよ、寒いって」
「俺があっためたるから」
いつの間にやらリョウの顔はお世話モードではなくエロモードにシフトしていた。三角座りをしているアヤをころんと後ろへ倒させる。
「どっか痛いとことかない?」
口調こそ心配そうだが、アヤの体を撫でさする手つきは充分にいやらしさを含んでいる。
「どこも痛くない」
その手から逃れるように身をよじるアヤだが、当然ながら簡単に捕えられてしまう。
人差し指でそろりと脇腹やへその周りを撫でられて、抵抗するアヤの力が抜けていくのがリョウにも分かった。
「戻ったら覚えてろよ……」
そう毒づくも、爪で軽く乳首をかいてやったら、いつもと同じ声で啼いた。
「感度は変わらんねんな」
あたかも必要な調査をしているかのように大袈裟に頷きながら、まだあちこち触診するリョウ。その手はついに性器へ到達。
「そんなとこまで調べなくていい、異常ないから」
「異常あるやん、ほら、こここんなんなって」
そこはすっかり腹に沿うように反っていた。さらに人差し指で、少しだけ力を加えながら上下に撫でてやると、みるみる硬さが増した。
「こんな時に何やってるんだよ」
こんなからだでこんな状態になったところで、交われる訳でもないのに。
「いや、ちびアヤ可愛いからちょっとめちゃくちゃにしたろかなって」
「自分で何言ってるかわかってる?」
穏やかな口調でとんでもないことを言い出すリョウに、流石のアヤも焦りを隠せない。こんな常識の範疇を超えた体格差、リョウさえその気になれば簡単に捻り潰されるわけで。
「ちょっと落ち着いて、こんなからだじゃ何も出来ないだろ」
「何もって?俺今じゅうぶん楽しんでるねんけど」
にこにこと笑いながら、指の速度が速くなる。
「あ!だめだっ、て……」
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