37人が本棚に入れています
本棚に追加
「わぁ・・・!晴れた!
なんかすごいね!?」
・・・って!
なにがすごいんだか!恥ずかしい・・・!
変にはしゃぐ自分が恥ずかしくなって
私は奏多から顔を背けた。
「おい、せっかくのかわいい顔を隠すなよ」
「だって恥ずかしい!」
「俺はどんなお前でも好きだから安心しろよ?」
「な、何言ってるの!?
もうさっきの奏多の傍だと安心するっていうの撤回する!」
「は!?なんでだよ!?」
「だってドキドキしすぎて全然安心できない!!」
「お前は・・・また恥ずかしいこと言ってるぞ?」
「・・・え!?」
「でも、俺も同じだから・・・いいだろ?」
「うぅ・・・」
なんだか腑に落ちない、けど・・・
「奏多、大好きだよ?」
「知ってる・・・」
私たちはもう一度キスをした。
―終―
最初のコメントを投稿しよう!