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私は涙が止まらなかった。手錠を外された。
「僕の命のリミットは後どれくらい?」
「多分、今晩だと思う。もう少し早くなるかも知れない」
「どうですか、私の人生最後の告白、受け取ってもらえますか?」
「はい、悔しいですが…こんな…こんな形の恋人になってしまうなんて。私も好きになりました。嘘偽りなく。本当に好き。死んでほしく無いの」声を上げて泣いてしまう。まるで子供のようだった。何年振りくらいだろうか?悔しい…悔しくてたまらない。せっかく好きな人が出来たのに…
時間が惜しい。口で彼のモノを元気にする。中々元気になってくれない。それがとても悲しかった。ここはナイーブだと聞く。せめてもう一度繋がりたい。彼も優しく愛撫してくれた。ゆっくりと元気になってくる。
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