廃墟から
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笑う 彼女はそう言って笑った 僕には彼女が何が可笑しいのか とんと分からなかった それでも愛想笑いを続けていると 少しは笑った気になった 彼女と別れた後 何がそんなに可笑しかったのか 考え続けたけれど 夜の闇と静けさが 深くなるだけだった 犬の鳴き声程度の 僕の笑い声
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