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僕の荒い息遣いと卑猥な水音が、しんと静まり返った室内で淫靡に響く。目の前の様子を見ないようにするためか、兄貴は真横に顔を背けた。
(兄貴としては拒否ってるみたいだけど、僕の喘ぎ声を聞いた瞬間からち〇ぽが反応して、腹につくくらい反り返ってるっていうのにね)
「ちょっと早いけど、我慢できないから挿れちゃうよ」
楽しげに声をかけた瞬間、慌てふためいた顔で兄貴は叫ぶ。
「兄弟でこんなことするのは、絶対におかしい!」
「だけど僕は兄貴が好きだ。ひとつになって、混ざり合いたい」
手荒に兄貴のち〇ぽの根元を掴み、尻穴の入口に先端を押しつけた。ローションで滑りが良くなるように、小刻みに動かしてやる。
「ううっ! あぁっ、やめてくれ!」
「僕の処女、兄貴に捧げるね……」
全身を揺らしながら最後の抵抗を見せられたが、僕は無視して腰をゆっくりおろした。ずぶずぶと中に飲み込まれていく兄貴のち〇ぽを感じるべく、目を閉じる。指とは明らかに違う圧迫感を、ひしひしと感じた。しかも気持ちいいところにぐりっとダイレクトに当たるせいで、イキたくてたまらない。
「兄貴の……マジでヤバいっ。気持ちいいところに当たるっ!」
「あ……っは…」
一気に奥に導きたいのに、大きすぎてそれができなかった。何度か腰を上下させて、狭い内壁を兄貴のカタチに馴染ませる。
「あっ…ああん! ぁっあっ…んあっ……」
あまりの気持ちよさに、自分の声とは思えない高い声が出る。まったく前を弄ってないのに、とめどなく我慢汁が溢れ出るせいで、下半身を濡らしていった。
「んんっ……ぁっ…っぁあ、兄貴ぃっ!」
一旦動きを止めて中にある兄貴自身を感じたいのに、腰の動きをやめることができない。最奥をがんがん貫く行為にふけってしまう。
「くぅっ、辰之っ……、っうぅっ…」
「ぁ、ん…っも…だめっ! イクっ、あああ!」
躰を弓なりにしならせたら、兄貴の躰に僕の白濁がぶちまけられた。
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