2001.09

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『僕は高校3年の400メートル・インターハイ予選を50秒00で通過しました。』  という張り紙を自分の部屋の天井に貼った。朝目覚めた時に真っ先に視界に入るように。  あとは必要な練習をただやるだけ。  まずはどれだけタイムが遅くても1日に10本は400メートルダッシュをやりきる。  7、8本目からは特に苦しくタイムも途方もなく遅かった。それでもまずは400メートルという距離に慣れる為だ。  何週間かやっていると独特の苦しさにも慣れてタイムも上がってきた。
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