コンビニ店員の願う

1/1
前へ
/1ページ
次へ
コンビニ店員をしている吉田真一は、今日もお客が混んだ時間が過ぎて、落ち着く時間になっていたが……吉田真一だけは、落ち着く事も出来ずに、店長がいつものように、疲れきって、「先に、休憩入るよ」と少し片言になりなが、言う前に、吉田真一が、 「休憩、今日は、先に頂きます」と言おうとしていたが、 吉田は、店長に 「店長……今日は」と言おうとしたら、 「先に、頂くよ」とバックヤードへ休憩を取りに向かう。 吉田真一は、先に入ると言えずにそのまま我慢して仕事を続けた。 吉田真一は、全集中をして、タバコの補充や売り場の整理を怖い顔で作業していて、一緒にいた小林さんは、吉田に話し掛ける事もしなかった。 吉田真一が、気にしていることは、朝から出そうなアレだった。 つまり、下から出る、大便だった。 なので、先に休憩を取って、トイレに駆け込み寺をしたかったのだった。 ちなみに、駆け込み寺は吉田真一の懇親のジョークだ! 吉田は、心の中で、いや、頭の中で 「神様、お願い助けて」と凄く願っていた。 今、この時間、神様に願ってる人がいるのなら、全部自分に願いを 回してほしいと思っていた。 そんなことを、思ってるうちに、店長が休憩からあがって 「休憩、終わったよ。バックヤードにいるから」と言って戻る。 吉田は、 「小林さん、先にもらっていい」と必死な顔で聞いたら 「どうぞ」と言ってくれた。 吉田は、バックヤードから、休憩に入る機械を操作をして、 「先に休憩? 珍しいね」と店長の言葉も耳に入らないままトイレへ向かった。 向かったものの、トイレの鍵が、赤色になっていて、誰かが入っていた。 この時、凄く赤色が、嫌いになりそうだった。 立ち読みをしながら、横目でトイレを見ていたとき 「ガチャン」と音がなり、人が出てきた。 吉田は、人がトイレから、出た後に何も気にせずに中へ入って スッキリした! そのまま、笑顔で休憩に、入るためにバックヤードに行くと 店長が 「吉田君、ダ・イ・ベ・ン・」と小学生みたいにニヤニヤして聞いてきた。 吉田は、何だか少し照れながら 「はぁ」と答えた。
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加