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コンビニ店員をしている吉田真一は、今日もお客が混んだ時間が過ぎて、落ち着く時間になっていたが……吉田真一だけは、落ち着く事も出来ずに、店長がいつものように、疲れきって、「先に、休憩入るよ」と少し片言になりなが、言う前に、吉田真一が、
「休憩、今日は、先に頂きます」と言おうとしていたが、
吉田は、店長に
「店長……今日は」と言おうとしたら、
「先に、頂くよ」とバックヤードへ休憩を取りに向かう。
吉田真一は、先に入ると言えずにそのまま我慢して仕事を続けた。
吉田真一は、全集中をして、タバコの補充や売り場の整理を怖い顔で作業していて、一緒にいた小林さんは、吉田に話し掛ける事もしなかった。
吉田真一が、気にしていることは、朝から出そうなアレだった。
つまり、下から出る、大便だった。
なので、先に休憩を取って、トイレに駆け込み寺をしたかったのだった。
ちなみに、駆け込み寺は吉田真一の懇親のジョークだ!
吉田は、心の中で、いや、頭の中で
「神様、お願い助けて」と凄く願っていた。
今、この時間、神様に願ってる人がいるのなら、全部自分に願いを 回してほしいと思っていた。
そんなことを、思ってるうちに、店長が休憩からあがって
「休憩、終わったよ。バックヤードにいるから」と言って戻る。
吉田は、
「小林さん、先にもらっていい」と必死な顔で聞いたら
「どうぞ」と言ってくれた。
吉田は、バックヤードから、休憩に入る機械を操作をして、
「先に休憩? 珍しいね」と店長の言葉も耳に入らないままトイレへ向かった。
向かったものの、トイレの鍵が、赤色になっていて、誰かが入っていた。
この時、凄く赤色が、嫌いになりそうだった。
立ち読みをしながら、横目でトイレを見ていたとき
「ガチャン」と音がなり、人が出てきた。
吉田は、人がトイレから、出た後に何も気にせずに中へ入って
スッキリした!
そのまま、笑顔で休憩に、入るためにバックヤードに行くと
店長が
「吉田君、ダ・イ・ベ・ン・」と小学生みたいにニヤニヤして聞いてきた。
吉田は、何だか少し照れながら
「はぁ」と答えた。
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