番外編 1

26/66
前へ
/369ページ
次へ
愛情表現が嫌がらせに近い。 『自分がよければ他はどうでもいい』という気が強い。 いつの間にか知られたくないことまで、知られている。 一見、物腰柔らかな親しみやすさがあるのに、表情も感情も変えないまま、弱点を遠慮なく突ける非道さもある。 『ノー』の選択肢を見せてくれない。 元恋人を紹介するとしたら、そんな人。 全て『今思えば』という前置きが必要な、彼のこと。
/369ページ

最初のコメントを投稿しよう!

185人が本棚に入れています
本棚に追加