第1章(友達)

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日も暮れてきたので、ルナは公園の隅にテントをはった。 テントの中を入ってすぐの所に、小さい寝袋があり、奥にはランプと大きな寝袋がある。 ルナは奥の寝袋に入って、ランプを消した。 (あんたは見張り役やから寝たらあかんで。誰か来たら起こして) (アホか、俺も寝るわ) (似非関西弁やめて。気持ち悪いわ) (さよか、すまんすまん。って、ルナはなんで関西弁使ってるだ?) レイの言葉を聞かない間に、ルナは眠ってしまった。 (はぁ、先が思いやられるな……) レイは重たい瞼を必死で開けていたが、そのまま眠ってしまった。
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