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尊師はもう一つの何かを僕の足元に落とした。直ぐに僕はその落とされた生首が誰かを理解した。それは……。
「えっ？……ま……真美？」
「勿論、お前の妹も『ポア』させて貰った」
頭だけになった彼女が僕を虚ろな表情で見つめている。
「わぁーー！！」
その時、僕の感情が爆発し、僕は一気に洗脳から解き放たれた。
「お前！ 林原！ 許さない！」
僕は尊師だった悪魔に掴み掛かった。しかし僕の目に映ったのは彼の右手に握られた拳銃だった。
『バン！！』
次の瞬間、銃声と共に僕の左胸を激痛が襲い、僕は持っていた『モンキーモンキー』のヌイグルミを手から落としてしまった。そして僕はその場に座り込んだ。
「この『マイクロ・モンキー』は私が活用する」
そう言って尊師は『モンキーモンキー』を拾い上げた。
「お前も首を切り落として『ポア』だ……」
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