エピソード1

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その後、瑞樹と総一と隆は3人で大浴場に行った。 俺も行きたかったけど春兄と会ったらやだから部屋のシャワーで済ませた。 丁度シャワーから出たところで瑞樹も部屋に帰ってきた。 「おかえりー。」 「ただいま。・・・なんか秋生ってイケメンというより美人?今の髪濡れてる状態めっちゃエロいね!」 「は?」 なんかセリフと違ってめっちゃ笑われてるんだけど。 まぁ春兄のために色々頑張ったからね。 「オレは大丈夫だけど大浴場行くときは気をつけてね。襲われないようにw」 「こうみえてけっこう鍛えてるから大丈夫よw」 瑞樹とくだらない話をするのが楽しくてついつい寝るのが遅くなってしまった。 さて今日は何をするかな。 明日の準備はもう終わってるしなぁ。 「そういえば談話スペースと反対のとこにミニキッチンがあったよな。」 「あるよー。ほとんど使われないらしいけど。何?なんか作るの?てか秋生料理できるの?」 「実家にいたときにいつか春兄に食べてもらうためにって母さんから料理とかお菓子作りとか教えてもらってたから一通りできる。」 「えー意外ー。オレは無理だなー。昔電子レンジで卵爆発させた。」 「それホントにやるやついるんだw」 調理道具は持ってきてるし久々になんかお菓子でも作ろうかな。 「じゃあプリン食べたいから作ってー!」 「プリンかぁ。まぁいいよ。材料買いに行くけど一緒に行く?」 「行く行くー。どうせやることないし外出たい。ついでに総一と隆も誘ってみよ。」
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