エピソード1

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帰ってきたら11時くらいだった。 今から作ればお昼までには終わるな。 瑞樹が作るとこ見たいって言うから一緒にミニキッチンに行った。 けっこう調理道具が色々そろってたからそれを使った。 実家から色々持ってきたけど包丁とお菓子系の型とかだけでよかったかも。 ささっと作って部屋の冷蔵庫にイン。 「これで15時のおやつには食べれるよ。」 「わーい!」 作ってる間瑞樹はずっとすごーいとおぉーとか言ってた。 そんなすごいことしてないのにな。 そんなんで部屋に戻ったら丁度お昼くらいだったので食堂で昼飯食ってきた。 さて時間あるしちょっと勉強しとこうかな。 一応進学校だしついていけなくなると困るからね。 15時くらいになったら総一と隆がきた。 プリンの準備しなきゃ。 普通に出しても面白くないから缶詰のフルーツとか生クリームとか盛ってプリンアラモード風にして出した。 「すっご!!ふつーにプリンだけ出てくると思ってたー。」 「思ったより完成度たけぇな。」 「秋生がこれを作ったのか。意外だ。」 「フッフッフ。けっこうすごいだろ。春兄の嫁になるために頑張ったからな。」 「しかもうまい。これが女子なら良かったのになぁ。」 「本当だ!ちょーうまい!オレこのプリン好き♪」 「良かった。」 「白藤先輩の胃袋より俺たちの胃袋掴んでどうする。」 評判上場だな。 今度は春兄に食べてもらわなきゃ。 その後は何事もなく過ごして明日に備えて早めに寝た。
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