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瑞樹と一緒に体育館に行くとまさに片付け真っ最中だった。
瑞樹は入口で待ってるってことだから俺だけ春兄のとこに突撃してきた。
「春兄~!!」
春兄に抱きついてみた。
「!!?!え?秋生?なんでここにいんの?てかやっぱり秋生だったのか・・・。」
「うふふ~びっくりした?春兄が俺のこと構ってくれないから来ちゃった☆」
「な、なに言って、んの?」
焦っちゃって可愛い~。
「俺も片付け手伝うよ。まぁほとんど終ってるみたいだけど。この椅子片付けたらいい?」
「あ、え、あの、ありがと。寮に戻らなくていいの?」
「うん!春兄に早く会いたかったから!また後で寮に戻ったらいっぱい話そ。同じ寮だから♪」
「え!?そうなの!?全然気付かなかった・・・。」
片付けの手伝いと言ってもすぐ終った。
「じゃあ寮に戻ったら連絡してね~。」
「あ、うん、わかった。」
なんか春兄ちょっとよそよそしかった?というか挙動不審?
まぁ久しぶりに会うからなぁ。
体育館の入口まで戻ると瑞樹だけじゃなくて総一と隆までいた。
「なにしてんの?てかなんで増えてんの?」
「いや~なんか面白いことになるかと思って2人を呼んでみた☆」
「結果白藤先輩がキョドってるのが見れたのと秋生のデレデレの顔が見れたくらいだったな。」
「なんて無駄な時間。」
「勝手に見に来といて文句言うのやめてよね。さっさと寮に戻ろ。」
寮に戻るとなんかじろじろ見られてる・・・。
「ねぇ、なんでみんなこっち見てんの?」
「いや~秋生が眼鏡してないからじゃない?」
「眼鏡があってもなくてもそんな変わらんでしょ。」
「秋生イケメン?美人?だからねー。黙ってれば。」「黙ってればってなに?」
「まぁ正直最初に瑞樹が連れてきた時には驚いた。人間とはここまで美しい造形になれるのかと。」
「総一そんなこと思ってたの?全然顔にでてなかったけど。」
「ポーカーフェイスすぎでは?」
「自分の顔を見馴れてるからよくわからん。それより春兄のイケメンぶりの方がすごくない?」
「秋生の目がハートになってるねぇ。」
くだらない会話をしながら部屋に戻る。
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