人間不信

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人間不信

 私は、幼い時からメンタルがとても弱く、些細な事ですぐに病んでしまう人間でした。両親から言われた一言で、友達のいじりで、私はいつも泣いていました。  それは両親には言わず、代わりに学校がダルいなどの話をよくしました。というより、言えなかったのかもしれません。でも、いつも母親は心配をしてくれていました。  ある日、いつものように母親へ相談(?)していると、母親は突然笑い出しました。 「アハハハハ  ホントに心配されてるとでも思った?  アンタのそのつまらない話はもう聞き飽きたの。  まぁ、アンタのそういう顔が面白くて忘れられたけど。  アハハハハ  だから……」  空気が変わった気がしました。気がついたときには母親は目の前に居ました。
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