みっちゃん

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それからぼくは公園に行くことなく親の転勤で遠い町へ引っ越した。 十年以上が経ち、大人になったぼくは仕事で小学生の頃過ごした町へ来ていた。 そこはなにも変わらず、タイムスリップしたかのような錯覚に襲われる。 新鮮なものはなにも感じられずにいると公園に不思議な女の子がいた。 その子は手に黄色のゾウのジョウロを持ち、頭に芽を生やしていた。
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