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その日から、毎日颯は学校で教生と過ごすことが増えた。
颯は学校でも一輝とずっと一緒だったが、今は一輝と話は殆どせず、理科準備室に入り浸っていた。
教生の優也といる時間は、颯にとって心地のよい物だった。無理に笑う必要もないし、話もよく合う。
今まで颯は、馬鹿なフリして、一輝と唯斗に合わせていた。
それが優也といる時は馬鹿な振りをしなくていい。
そして彼とのキス。
颯は、その彼とのキスが堪らない。
だが、あっという間に2週間経ってしまった。
実習最終日、放課後の理科準備室。
優也はソファーに颯を押し倒しながら颯に軽く口付けをする。
そして颯の口が少し開くと、自身の舌を颯の口にねじ込む。互いの舌を絡ませて、歯列をなぞり、角度をかえながら長くキスをする。
だが、今日はそれだけではなく、下半身を擦り合わせながら、颯の耳殻をなぞるように舐めたり、首に舌を這わせる。
「あ、んッ」
颯は声が抑えられないでいた。
優也は首に舌を這わしてから、強く吸う。赤いキスマークが颯の首にくっきりついた。
颯は、いつも以上に目を潤ませ、肩で息をする。
「ねぇ〜、先生。今日でもう会えないの?」
優也は、颯を見下ろしながら言う。
「お前はどうしたい?」
「会いたい。先生ともっと会いたい。」
「俺もだよ。」
「なら、僕を先生の恋人にしてくれる?」
優也は、颯を愛おしそうに、頬に手を当てる。
「いいよ。ただ、お前が大学入学するまでは会わない。だけど、俺とお前は恋人だ。離れていても心は繋がっている。」
颯は嬉しそうに笑う。
「うん、分かった。」
「好きだよ、颯。」
颯は、目を見開いた後涙を流す。
「僕も優也さんが好きだよ。」
「お前が俺のいる大学に入学するのを楽しみに待っている。そして、、、」
優也は、颯の下半身に自身の下半身を擦り合わせる。
「今よりお前をもっと愛してやれる。」
颯は、顔を真っ赤にする。
そんな、颯に優也はまた深く口付けするのだった。
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