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「大丈夫です。今現在、駅の地下に隔離されてる患者さんたちにご奉仕
しながら、あとは通常通り生活していただいてよろしいんです」
「ご、ご奉仕って!?」
「舐めていただきたいんです」
「なっ、舐める?」
顔を赤らめる、瞳。
「そうです。患部、つまり…頭部を…」
「あぁ、なんだ、頭かぁ…」
頭をかく、瞳。
「駅病は、今のところ、医学ではどうにもならず、易者によれば、お祓いを
受けたエリア外の女性の唾液のみが特効薬だということで。
どうか、よろしくお願いいたします」
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