あとがき

1/4

101人が本棚に入れています
本棚に追加
/33ページ

あとがき

       読者のみなさま、こんにちわ。  連作短編小説「Cafe & Bar 短編堂」、作者のトコダ トコです。  あとがきという事ですが、はじめにお知らせとご説明から。  昨年、第二話の「名前なんて」を書き終え、このページから第三話の「漁火のように」を途中まで書いた状態で【連載中】のままになっていた本作。  一時期個人的な理由で執筆が止まり、それ以降もなかなか続きを公開できずにいました。第三話は光村涼さんの名作短編小説「8月30日」をモチーフにし、ストーリー内にも取り上げる形でゆっくり執筆していたのですが、Twitterなどでも呟きましたか一度データが綺麗に吹っ飛びまして。エブへスマホからの直入に失敗した私の責任なのですが、サイトの不具合頻発時期の嵐に飲まれる形で文字の藻屑と消え、一度折れた気持ちがなかなか戻らず……とウジウジしていた今年七月。  ある事がきっかけで、この続きの執筆がバリバリ進むようになりました(!)  面白いですね。ほんとに小さなきっかけなのですが、筆が乗ったというか、まさに筆が「躍る」ような状態で、気付けば第三話だけで一万字を軽く超え、それでもラストシーンに辿り着かないというw  そこで、光村涼さんともお話しまして、いっそこの第三話「漁火のように」をひとつの作品としてこの連作短編から切り離し、短編小説として公開してはどうだろう、ということに。  この連作短編小説「Cafe & Bar 短編堂」としてのバランスと、「完結したら感想を書きたい」など仰ってくれていた読者の皆様の事を考えると、それは本当に妙案だな、と思ったのです。  というわけで、この連作短編はこのあとがきを以って完結マークを付けたいと思います。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

101人が本棚に入れています
本棚に追加