no.6

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no.6

「凄く優しいキスをするんだな。。。」唇に勇紀を感じ、ぼんやりと一美は、思っていた。また、この人と居れば、自分は、きっと安心だとも・・・ 一美は、自分の居場所を決めた。全ては生き抜くために。「この人、男が好きなのかな?それなら、僕は、最大限に僕を使う。」 一美は、必死だった。この瞬間に自分のいく末が決まる。そう感じとると、遠慮気味だったキスから、誘惑するようなキスにシフトした。 「んっ。」 一美の舌が積極的に勇紀の舌に絡みつくと、キスだけで、勇紀は、狂しくなりかけていた。。 「こんな、汚れてなさそうなのに、、、なんだ、こいつ。」あまりのギャップに、勇紀は少したじろいだ。 「あれ?この人、嫌なのかな?俺じゃ、ダメ?」人生を今この時にかけている一美は、不安になると、手で、一か八か、若干、引き気味の勇紀の下半身をまさぐった。 「お前。。。マジかっ。。。」 勇紀は、思ってもない一美の積極性に驚きを隠せず、声までうわずる。 「舐めて、いいですか。。。?」 上目遣いの一美が問いかけると、勇紀は、熱い眼差しを返し、静かに頷いたのだった。
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