no.7

1/1

23人が本棚に入れています
本棚に追加
/10ページ

no.7

ソファーに座る勇紀の下腹部で、栗色の髪の毛が揺らめく。さわさわと太股に触れるヘアーがこそばゆい。 「あ~、いい。」 勇紀の開かれた両脚が快感で震え、行き場を無くした手が一美の髪をまさぐる。汗でまとわりつく一本一本がいやらしい。 一美の口が優しく、陰嚢を含む。もう、ぐちゅぐちゅに濡れた男根は、硬く反りかえり、射精の瞬間にきていた。 「出る」 勇紀は、我慢出来ず、自分の手でいきり立つたモノを上下に擦り始めた。 「うっ」 どろっとした白い液が一美の可愛いらしい顔に放たれると、あってはならないことをしてしまった後ろめたさと、美しいものを汚した背徳が入り雑じり、勇紀を格段興奮させた。 「こいつは、ヤバい。」 艶やかに蝶は、力の抜けた蛇の周りを飛ぶ。こっちへおいで、こっちへおいでと・・・
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加