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俺は不良グループの後についていった。少し歩くと、ファーストフード店に着いた。この時の俺は、お店=全額払うと思ってたから、財布を出したんだ。それに気づいた人がはなしかけてきた。
「ん?何財布出してんの?」
「え?お金払うためですけど」
「は?いいよ」
「え?」
俺は何がいいのか分からなくて、首を傾げた。
「え?だって俺が誘ったんだし、俺が奢るよ」
「え?」
頭が追いつかなくて、少しの間、間があいたけど、やっと追いついてきて、驚いた。
「え!」
「うわ!びっくりした!」
「え?僕が君たちのを全額払うんじゃなくて?」
「はぁ?そんなことさせるわけないじゃん」
「え…」
「まぁ、話はとりあえずあとあと。まず食いたいもん選んでくんね?もう少しで俺たちの番だから」
「え、でも、君が払うんでしょ?」
「そう言ってんだろ?」
「え、そんな悪いよ!自分の分は自分で払うから!」
「いいんだよ。とりあえず今日は!俺が払いてぇの!」
「え、でも…」
「ほら、順番来たから、選んで」
「え、でも…」
俺が悩んでいると従業員が接客を始めた。
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