第1章 一夜の過ちの相手と再会!?

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第1章 一夜の過ちの相手と再会!?

束の間の正月休みも終わり、そのあとの残滓のような成人の日三連休初日の朝。 「喉、渇いた……」 ベッドで起き上がったところではたと気づく。 ……ここは一体、どこ? 見渡した室内はどう見ても私の部屋じゃない。 そして……隣で眠る、全裸の男。 男を起こさないようにそろりとベッドを出て、散らばっている服を着る。 「ふっ!」 スカートのホックを留めるのに一瞬、気合いを入れた。 そうじゃないと留まらないから。 しかも少し、きつい。 デザイン重視で自分に合わないものを買ったせいもあるし、それに。 「んー……」 男が声を上げ、いまのせいで起きたんじゃないかとだらだらと汗が出てくる。 息を潜めて様子をうかがったが、寝返りを打っただけでまた寝息を立てだした。 ほっと息をつき、残りの服を着る。 音を立てないようにそーっとその部屋を出た。 建物を出たものの現在地がわからず、地図アプリを呼びだして最寄り駅までナビしてもらう。 駅に着いたらちょうど始発が動きはじめたところだった。 電車に乗って改めて携帯を確認する。 隣で寝ていた男は昨日、強引に連れていってもらった合コンにいた。
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