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ホームルームで
「なんか、眠いな」
福山あきらはあくびをした。授業が退屈だったのだ。
「おい、福山。先生のバストサイズ、知ってるか?」
「知るわけ無いだろう」
「96だってよ」
「何で知ってるんだよ」
「女子から聞いた」
「女子はすごいな。そんなことも聞けるのか」
あきらはビックリした。男子が聞けないことをいとも簡単に聞き出してしまう。
「福山くん、放課後、生活指導室に来てください。話があります」
「は、はい」
「やべぇな。怒られるか?」
二人は話をやめて、前を見る。
「ホームルームはここまで。気を付けて帰るんですよ」
「じゃあな、福山」
「ああ」
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