第一話 そんな愛馬家の1日だから。

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次は啓太の部屋に着き コンコン、、、かちゃっ、、、 「けーちゃん、おはよう、朝だよー けーちゃんも今日はスタジオでお昼まで仕事でしょ? 昨日の夜、スタイリストの山田君から連絡きて、うちの店の新作渡してあるから、それ着て撮影だってよ?」 そう言いながら近づいて、顔を覗き込んだら スッと手が伸びてきて啓太の上に覆い被さる様な形で捕まった。 ちょっと、起きてー!ともがいてみるがガッチリと抱き込まれているので起き上がれない とりあえず一旦落ち着いて、啓太の顔を見ながら 「けーちゃん、、、遅刻しちゃうよ?はやく起きて、そして手を離して欲しいよ?」 そう言ってみると、力が抜けてホッとしたが お尻に手が来た、、、 「な?!どした?!彼女のお尻じゃないよ?!」 などと焦りながら訴えたがやめてくれないので止めるまで待ってみた。 「、、、おはよオサ、今日も丁度いい触り心地で、、、」 何処の酔っ払いだ?と思いつつ お尻を触られた事を怒るわけでもなく 「おはよ。早くご飯食べに来なよ?」 そう言って部屋を出た 「、、、オサ、、、あんな上目遣いで起きて欲しいとか、ヤバいな、、、まぁ、オレとしては嬉しいけど、、、」 そんな事を言っているなんて知りもせず 部屋を出て2人に味噌汁をと思いながらキッチンへ向かって行った。 .
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