第一話 そんな愛馬家の1日だから。

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キッチンへ戻ると、リビングで衛二がご飯を食べていたので 味噌汁を温め直していると 「遅かったけどどーかした?」 そう聞かれたので、先程の啓太の行動を話してみた。 すると呆れた顔になりつつも 嫌な時はちゃんと注意しないと、と怒られてしまった。 しょんぼりしながら味噌汁を衛二に渡して いると 後ろから声が聞こえて 「衛二、オサは悪くないんだから怒るなよ。」 そう言いながら啓太が現れて、頭を撫でてきた 「オサ、オレも味噌汁欲しいな。」 そう言われたので、わかったとキッチンへ行き味噌汁を用意してると コソコソと2人の声が聞こえていたが何を話してるのかは聞き取れずにいた。 衛二side、、、 「何でそんなにスキンシップが激しいんだよ、兄貴は、、、」 オレがそう言うと、兄の啓太は余裕の笑みを浮かべて 「いやぁ、実の兄だけど、40超えてるけどあれだけ無自覚で、子供っぽくて上目遣いに 起きてなんて言われたら触りたくなるだろ? お前はどーだよ?」 それを言われるとキツい、、、確かに40超えて子供っぽいくて無邪気な兄にあれこれしたくなる下心もなくは無い そんな事を考えているとオサが戻ってきた。 .
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