第一話 そんな愛馬家の1日だから。

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さて、ご飯食べよ?と自分の分も味噌汁を持ってきたオサが座り食べ始めたので さっきの注意してしまった事を謝った、、、 「ううん、えーちゃんが悪いわけじゃないからさ、と言うか、けーちゃんもこんな平凡な兄をからかわないように、、、2人みたいに背が高い訳でも、顔がいい訳でもないんだから。」 そう言ってご飯を食べ出したので いやいや、平凡て、、、母さんに1番似てて小さくて可愛いらしい顔してて何言ってんの? と、2人とも思ったが口には出さずにいた 「あのね、本店をね?父さんと開業当時から居る副社長の柊さんと話をして2人の専属の店にしてもいいってなったんだけど、、、良いかな?」 突然の発言に2人とも味噌汁やらご飯を吐き出す あーーー、と言いながらもニコニコしながら拭き掃除してるオサを見て コレは俺達に聞かなくても多分本店は俺らの為の店にしちゃうんだろうなと思った。 「どう言う事だよ?社長やってるからって独断では決められないだろう?」 確かに啓太の言いたい事は衛二も理解できていた すると、サラッと 「ちゃんと役員の人達にも、2人の事務所の社長さん達にも話はして来たよ? 本店だけであれば良いって許可もちゃんと取ってあるし。 その代わり新作が出たら2人にまず着てもらって、支店に売ってもらう形になってるし、、、撮影でもいの一番に使ってもらう約束。 そうすれば一々あちこちの支店行ってとか、面倒な手続きしなくても 本店に来れば好きな時に好きなの持って現場に行けるでしょ?まぁ、取りに来るのはマネージャーさんとかスタイリストさん達になっちゃうけど」 あまりにもアッサリ言うからもう口あんぐり、、、ふと見ると、オサは嬉しそうにニコニコしていて 仕方ないなぁと納得してしまった。 .
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