第一話 そんな愛馬家の1日だから。

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第一話 そんな愛馬家の1日だから。

Pi Pi Pi、、、、カチッ 朝の6時、いつものように起きて朝食の用意をする それが日課の長男の修は、両親のブランド店30店舗を継いで経営者をしている。 その内の20店舗程は副社長の柊に任せてしまっているが、、、 しかし、本人は経営者として自覚があまりなく、どの従業員に対しても怒らず、ぽけっとした感じの為、従業員に舐められないか心配な所ではある。 まぁ後を継ぎたく無かったのが本音。 「よし、こんなもんかな? さて、2人を起こしに行かないと」 コレもいつもの日課で弟達の仕事がある日は起こしてみんなでご飯を食べる 数年前に亡くなったババ様のお言葉。 それだけはみんな守っている。 コンコン、、、かちゃっ 「えーちゃん、おはよ。朝だよー 今日は渋谷で撮影とか言ってなかった? 起きないと遅れちゃうからね?」 「、、、おはよ、、、起こして、、、」 目を閉じたまま両手を出して起こしてアピールをする衛二に こっちも手を出して起こす 「ふぬ〜〜〜!!えーちゃん身長高いから重い〜、、、」 起こせず、、、しかも手を出したままの衛二に 何かを思った修は 「こうすれば起こせるね!」 と、抱きつく形になり脇の下から背中の方に腕を回して、又同じ様にふぬ〜〜っと不思議な掛け声で起こす。 背中の方に手を回した時に、一瞬えーちゃんがピクッとなった気がしたけど 起こすのが先の為 170cm無い身体で頑張って起こした 「ふぅ、、、やっと起きた! えーちゃんご飯出来てるから顔洗っておいで、、、、、えーちゃん?聞こえてる?」 話しかけたのに惚けてる衛二にもう一度話しかけた 「、、、?!あ、あぁ、、、分かったよ、おはよう、オサ」 「はい、おはよう!さて、次はけーちゃんか!」 そう言って部屋を出て行った修の後ろ姿をみながら小声で 「、、、朝からハグで起こされた、、、ヤベェ、、、」 と顔を紅くして見ていたことなど知りもしない修は啓太の部屋へ向かっていた。 .
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