Escort 銀河

9/13
前へ
/65ページ
次へ
「好き……銀河も、キスも、どっちも」 いつにない自分の大胆な発言に、真っ赤になってうつむいて頬を両手で挟む。 「恥ずかしがることねぇだろ? 素直なおまえは、かわいいぜ」 そう囁いて、チュッとリップ音を耳に吹き込む。 「もう……」 どうにも恥ずかしくて、涙が出そうにもなる私に、 「泣いたら、かわいい顔が台無しになるだろ」 なんて軽口を言い、手の平でぽんぽんと頭を叩く。 もう………。しか、言えない。 だって、彼のことが好きすぎる……。
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!

152人が本棚に入れています
本棚に追加