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次の朝…
ベルの棺にもたれかかって事切れているロジェの姿がみつかった。
「ロジェさん…なんてことを…」
口からは血を吐いたあとがあったが、ロジェの表情は少しも苦しんではいなかった。
やっと愛する人と結ばれるという幸せに満ちた安らかな顔をしていた…
しかし、この2人の深い悲しみや怒り、憎しみは消えたわけではなかったのだ…
それらは違うもの達が受け継いだ…
これから、その復讐劇が始まる…
~fin~
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