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【娘 へ
十八歳の、お誕生日おめで とう。
次は、 だい 学生になるね、
きっとキレ イな お姉さん に 成ってい るね
お父さん とお 母さんは 十九のとき に 出逢いま した
娘、も素敵な ヒトと 巡り会えるは ずだよ
少し だけ、 悲し い 気もする なあ 。
父より】
不自然な文字の間の空白。普段なら漢字で書くような文字が所々平仮名やカタカナになっていました。
それでも父からの手紙だと分かりましたが、やはり不安で仕方無かったのです。
同じ文章なのに、三度ほど読み返しました。
そして何故か私は、泣いていました。
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