秘密ユーチューバー夏野

6/10
前へ
/44ページ
次へ
5お互いに 正人ちょっといい。 と私は聞いた 正人はなんだよお前がこんな話珍しいじゃないか。 といった 。やっぱり気づいているの、。 とにかく 中央廊下まで来て その後少人数まで行くから 。少人数とは少人数教室のことだ 。その部屋は元々この学校は3クラス だったから。 一部屋もある、 だからそこは遊びの家として使われたりとか 授業の一部で使われたりとか 色々な使い道がある。 だけど生徒が入っていいのは番号で決められている 。今週は 15から20。 まさとは 5番だけどこの15から20の出席番号の人なら 許可を得てると入れる。 つまり望めば入れる。 教室には誰もいなかった 。正人 知ってるんじゃない 私の秘密 。まあもちろん 動画を見てた時から気づいてた。 あれがお前だって 。なんでそんなに分かったの? 声も加工してた なのになんでわかったの。 かつらだってかぶってた。 なんでわかったの !名前にもヒントはなかった部屋にも。 じゃなんでわかったの! それはお前のことが。 と言って正人は口を噤んだ。 何をいいかけたのだろう 。私には全く分からない なぜか私の秘密をを握ってる ?例えば前1回 お姉ちゃんの宿題を写したこと 、塾の宿題で写したこと 、実はクラスの出し物のやつ 私が 決めたこと 握ってるの? と思ってると正人が まあ俺も人の事言えないよなだって俺 小説家してるから。 え小説家、 むしろは逆の方が 思い浮かぶ よね 。正人が YouTuber 、私が小説家。 こっちの方が思い浮かびやすいや。 だけどそんなこと言ってられない、 正人なんで小説家してるの 。それは前みたいに文を書きたかったんだようまいこと。 それのために お話書いたことあったの。 まさか 田川小説賞第9回子ども部門受賞者 小3 太田正人の名前が浮かんだ。 ペンネーム 政太郎 、 そして 物語の内容は このクラス 。そこには私も登場していた。 やっぱりあれは正人だったんだ。
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加