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次の映像は、
「好きです！付き合って下さい！」
「...実は、俺も直子のこと気になってた...」
中学2年生の頃、同じクラスの男の子に初めて恋をした。バレンタインの日、母に教えてもらいながらケーキを焼いて、告白した。
この告白は成功し、高校に入るまでは付き合いが続いた。
一緒に映画を見に行ったり、相手が飼っていた犬と散歩に行ったり。
初めてキスをした時は、心臓の音が大きすぎて、相手に聞こえてしまうのではないかと思える程だった。
別々の高校に入った為、自然と連絡を取ることも減ったが、直子にとっては大切な思い出。
また次は、
「ほんとに、いいの？」
「うん...」
処女を失った、高校3年生の夏。
大学の学園祭に遊びに行った時にナンパされ、付き合うようになった。
大学2年生は当時の直子にとってはとても大人に見えた。やることなすことカッコよく、自慢の彼氏と思っていた。
そして...愛されていた。
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