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「突入だ! 今すぐ突入させろ!」
ティムはスマホに向かって叫んだ。同時に大きな音とともにドアが破られていた。
ティムの声に気づいた覆面の男の一人がティムめがけて撃った。乾いた発砲音と地面で金属弾の跳弾音が連続した。ティムは音と同時に脇へダイブするように避けた。
背後から車がスピードをつけてやって来る音が聞こえ、ティムの近くに急停止した。やってきたのはレンタカー会社のロゴの入った白いバンだった。助手席の開いた窓にはM27自動小銃の細長い銃身が飛び出ており、アパートの賊に照準を合わせていた。そして停車と同時に一発発砲した。弾はドアの左脇に立ってティムを狙い撃った賊の足に当たった。
(続く)
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