TENET 考察(推測)

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疑問1 序盤オペラハウスで主人公を助けたニールは、逆再生されていないため、順行。逆行ではないとわかるように描かれています。が、ニールが使用したのは逆行弾 順行のニールが逆行弾を使用する意味がわからなかったのですが、「足跡をひとつも残すな」という主人公の以来に忠実だったのではないか。と、推測しています 主人公は顔が広く、弾丸に使用された火薬などからでも製造地にあたりがつく。それは、TENETという組織にとっては知を与えることに繋がり、武器である「無知」の存続ができなくなる。そのためにニールは、逆行弾を使用し、証拠がオペラハウスに残らないようにしたのではないか。と、考えられます また、CIAが関与している以上、組織外の味方がいることを容認はしないでしょう。弾丸からTENETという所属先を僅であっても認知されたくなかった。ということではないか。と、考えています 疑問2 ニールは最初から、一貫して主人公を助け、味方であり続ける。そして、ラストに繋がるまで命懸けの献身を見せつけてくる これ、ニールは無知ではないのですが、何故か自分の未来には抗う素振りがないんです 主人公は、多少の犠牲もいやがる素振り(キャットについて)があり、ニールのラストを許容するとは思えず、どうしたものか。と、悩みました そこで、ニールは何者か。を考えてみました ニールは、主人公が選んだ仲間であり、鍵です。彼がいなければ作戦は成功しない ニールがなぜそこまでしたのか。ニール自身は何故自身の過去をかえなかったか こう思うんです。ニールにとっての目的が、世界の緩やかな滅亡であったとしたら?と 後の考察でも書きますが、ニールはマックスである可能性が考えられると思います。そうなると、一見キャットを助け、セイターを阻止する復讐にも見えてきますが、そうすると、愛する母親を残してあのラストを洗濯するか? となります 彼の主義は、「起こったことは変えられない(変えてはいけない)」だと思いますが、キャットは死ぬ運命が主人公によってねじ曲げられましたよね。じゃあ主義に矛盾があるじゃん。と、思いました 後にかく贋作への拘りで詳しく書きますが、ニールは、キャットとセイターの子供ではなかったとしたら? セイターは地球の未来を語っていますが、そこでは第三次世界大戦ではなく、温暖化が原因の環境汚染による世紀末っぽかったんですよね。なので、世界の逆行はやめていただきたいですが、ニールがマックスだった場合、それをどこかでセイターに伝えたんじゃないか。と、おもうんです セイターはマックスに「母親は忙しい。男友達と遊ぶので」と伝えていることを仄めかしていますが、脅しではなく事実伝えたのかもしれません。不義の子供であるとしったニールは、キャットにたいする復讐(自身に執着する母親から自身を奪う)と、ゆるやかな死に向かう人類にたいする贖罪から自殺願望があり、そこに向けてよりよい死にかたを探したのでは? と、おもうのです 世界を救ってラストを向かえたニールは、主人公の信頼を勝ち得、母親を表面上は救い、一見正義の人ですが、もしもそうなら、彼のTENETは、セイターに極めて近いものだろうな。と、思います
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