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わあ、自信たっぷり。
レギアスは珍しく先に自分の服を脱いで上半身裸になった。
ああ、引き締まった大胸筋が……他の筋肉も素敵……
ついつい目を奪われてレギアスの胸に手を伸ばすと、得意げにニヤニヤと笑っていた。
「今まであんまりよく見たこと無かっただろ? 前に顔を赤らめてたから好きだと思ったんだ」
乙女は好きじゃなくても赤らめます。たぶん。
「そ、そりゃもちろん、レギアスは顔だけじゃなくて全身美しくて……好きよ?」
わードキドキする。なんだか負けた気分。
ちょっと悔しくて、私は体を起こしてレギアスの胸に触れた。
はぁ、素敵。大胸筋をなでなでしながらキスしてみる。なかなかレギアスみたいに大胆に愛撫したりはできないわ。
「ふふっ、くすぐったいよレティシア」
やっぱり悔しい……カプリ。
「痛! 痛いよレティシアっ!!」
「何を言っているの? こんなの痕すらついていないわよ? 私と同じくらいの痕をつけたらどんな反応をするのか見てみようかしら……」
「ま、待って! ごめんなさい! もうしないから許してレティシア様!!」
私は笑いながらレギアスを無視して胸の愛撫を再開した。
先ほどよりも大胆に舌と指を使い、固くなった先端も念入りに刺激する。
「レティシア、俺……もう……」
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