共依存

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「レティシア、飲み込んで大丈夫だった? 水、持ってこようか?」 「ん、大丈夫……」 「ありがとうレティシア。まさかこんなことしてくれるなんて夢みたいだ」  レギアスは私をぎゅうぎゅう抱きしめながら感激していた。  イタズラのつもりだったのに……ちょっと照れる。私は彼の背中に腕を回して隠れるように首元に顔をうずめた。
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