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レギアスは荒い息を吐きながら私の脚を持ち上げ、まだ充分に濡れているとは言えないそこに無理やり侵入してきた。
「や、レギアス。い、痛い、やだ……やだぁ……」
痛くて、レギアスに雑に扱われているのが悲しくて、涙がこみ上げて瞳からこぼれ落ちた。
「やべ、レティシアの泣き顔、興奮する……ごめん、止まれないけど、なるべくゆっくり入れるから……」
ほ、本気で嫌がってるのになに興奮してるのよこの変態!!
文句を言いたいけどさらに悪化しそうで言えない……
私は嗚咽が止まらないのに、レギアスからは嬉しそうな息づかいが聞こえてくる。
「はっ……いつもより濡れてないから摩擦が強くて……これはこれで……すげ……気持ちいい」
奥まで入るとレギアスは私をきつく抱きしめた。
力が強すぎて苦しいのに、気持ちよさそうな息が耳にかかり、私の体も勝手に準備ができていく。
こんな酷いことをされているのに、抱きしめられるだけで悦んじゃうなんて私の体って簡単すぎる。
悔しく思いながらも背中に腕を回すと、レギアスは嬉しそうに笑いながら深く唇を重ね、ゆっくりと腰を動かした。
「んっ、ぅんんっ!」
「すっかり濡れてきたね。まだ痛い?」
「あっ、は……痛く、ない。……あ、ああっ!」
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