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「無理じゃないだろ? ほら、少しずつ入ってる。……は、キツ……もう、全部入れるぞ……」
「あ、もう、ほんとに無理、あっ、待ってっ! いっ、痛いの。あっ! い゛っ……あ゛っ! あぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」
「ぐっ……」
私が必死にレギアスの肩に掴まって痛みに絶えていると、彼もなんだか苦しそうにしてぎゅうぎゅうと抱きしめてきた。
く、苦しい……けど痛みが紛れるからこのまま抱きしめていて欲しい……
それに、さっきまで寂しかった肌が埋まって……私の全部がレギアスで満たされたみたい。
「レティシア……レティシア……」
少しして呼吸が整うと、レギアスは何度も私の名を囁いては深く口付けた。
口内を激しく舌が動き回り、上手く息ができない。
痛くて苦しくて、でも彼に満たされる幸せで、体が勝手に高まっていく。
私が軽く達して少し意識が遠くなっていると、レギアスは私の両手首をベッドに押し付けて掴み、ゆっくり腰を動かし始めた。
痛みはまだ残っているけれど、彼に与えられた痛みだと思うと嬉しくなってきて……
私、どうなってしまったの?
レギアスは私の耳殻を舌でなぞると耳の中までくまなく舌を這わせ、何度も場所を変えて首筋に吸い付いた。
痛みと甘い痺れが走り、彼を包む膣壁がキュウっと反応する。
「はぁ、は……レギアス様……」
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